子育て家庭がペレットストーブを導入!冬の暮らしとリアル体験談

育児生活

家を新築するにあたり、どんな暖房器具を取り入れるかをずいぶん検討しました。エアコンや床暖房、薪ストーブなど候補はいくつもありましたが、最終的に我が家が選んだのは ペレットストーブ

本当は薪ストーブにも憧れがありました。しかし、主人はアウトドアがあまり好きではなく、薪から出てくる虫も苦手。また我が家は住宅地にあるため、薪の保管や煙の問題を考えると現実的ではありませんでした。

その点、ペレットストーブは「火のある生活」を実現しつつ、薪よりも管理がしやすく、住宅地でも問題なく使える暖房器具。アナログな温もりを楽しみたい我が家には、まさにちょうど良い選択でした。

導入したのは、サイカイ産業の RS-4(輻射・自然対流式)。シンプルな構造でファンの音がなく、炎のぬくもりがそのまま部屋に広がっていくのが特徴です。風を感じずに体の芯からじんわり温まり、まさに「火のある暮らし」を実感できるモデルでした。

とはいえ、ペレットストーブだけでは立ち上がりに時間がかかることや外出時の不安もあるため、エアコンも補助的に導入。シーンによって使い分けることで、快適さと「火のある暮らし」を両立しています。

実際に使い始めてみると、子供たちも自然と火の前に集まり、危険を学びながら火の温もりを感じる日常が生まれました。今では家族の暮らしの真ん中に、ペレットストーブがあります。

我が家のペレットストーブ

⬆️我が家のペレットストーブ


ペレットストーブを選んだ理由

  • アナログな生活が子どもの生活力を育むと思った
  • 火の温もりへの憧れ
  • 石油の匂いが苦手で、快適に過ごしたい
  • 子どもに火の危険性を身近に感じさせたかった
  • ストーブの上に鍋ややかんを置いて料理の補助的な使い方もしたかった

ペレットストーブを使った1日の流れ

  • 起床 & 点火:朝一番にペレットストーブを点火
  • 🍳 家事しながらチェック:火がついているか確認。つかない時はエアコン併用
  • 🧒 子ども朝食:部屋全体が温まるまで約30分、子どもはストーブ前で朝食

午前

  • 🏫 外出(保育園送迎など):本当は消すべきだが、短時間ならつけたまま
  • 🔥 火力の調整・確認:部屋の温度や火の状態を見ながら適宜火力を調整
  • 👀 安全確認:子どもが近づかないよう目を配る

昼〜夕方

  • 🍲 料理:ストーブの上で煮物やスープを調理
  • 🌡 部屋の温度チェック:家全体が暖かく、洗濯物も乾きやすい

  • 🧹 掃除:火を消し、冷めた頃に灰掃除。毎日必須(軍手推奨)
  • 🛏 就寝前:火が消えたかの確認。消えた後も子どもが触らないよう注意。

その他

  • ペレット燃料の買い出し(近くの農協で購入することが多い)
  • 月に1回くらいは細かい部分の掃除をする
  • シーズン終了後は本体や煙突の掃除を行う(半日くらいかかる)

我が家で日頃使っている物品

  • 🔥 着火剤:点火時に必要→我が家で使用している着火剤「あおぞら着火剤」
  • 🕯 マッチ(チャッカマン):以前はチャッカマンを使用していたが、ガス切れしやすいため我が家ではマッチに変更
  • 🧹 灰専用掃除機:毎日の灰掃除に必須 → おすすめ掃除機リンク
  • 📰 新聞紙・キッチンペーパー:窓や周囲の掃除用
  • 💧 霧吹き:新聞紙やキッチンペーパーにかけ掃除に使う
  • 🖌 はけ:炉内の壁面についた灰の掃除用

子どもとの生活での注意点

  • 1歳前後は使用中に触ろうとすることがあった。2歳前後だと危険が分かり近づこうとはしない。
  • ストーブの位置は常に大人から見える場所に設置し危険に気付けるようにする。
  • サークルを使用していた時もあったが、開閉の不便さや、常に近づく訳ではなかったため撤去した。
  • 火を消した後は見た目は鎮火しているがとても熱いため子どもが油断して触らないよう注意。

ペレットストーブのメリット(子育て家庭向け)

  • ペレットが落ちる音、火を見るのが落ち着く
  • 匂いがほぼないので快適
  • 部屋全体が暖かくなる(氷点下10度でもしっかり炊けばOK)
  • 洗濯物が乾きやすい
  • 子どもが火の温もりや危険性を学べる
  • 煮物などの料理もできて経済的

大変なこと・注意点

  • 毎日の灰掃除が大変(軍手推奨)
  • すぐには温まらない → エアコンや電気ストーブと併用
  • ペレットの補充作業が重たい → 将来的には誰かに依頼が必要か
  • ペレット燃料の値上げがあった(5年前より+100円)

まとめ

ペレットストーブは少し手間もかかりますが、子どもとのリアルな生活体験と火のある暮らしの豊かさを与えてくれます。

安全面に注意しつつ、生活に取り入れることで冬の子育てがより温かく、学びのあるものになると思います。

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