子どもがなかなか寝ない理由は“感覚”かも?寝かしつけのコツ

子どもがなかなか寝ない理由は“感覚”かも?家庭でできる対策 育児生活

「今日は早く寝るかな?」
そう思って布団に入れても、なかなか寝つけずソワソワ…。
私自身、毎日のように寝かしつけに苦労してきました(現在も)。

同じ部屋、同じ環境で寝ているはずなのに、
子どもによって寝つきがまったく違う。

そんなとき、
「寝付きの良し悪しは“感覚”が影響していることがある」
という話を耳にしました。

そこから、「もしかしたら、わが子の寝つきにも感覚が関係しているのかも?」と興味を持ち、
作業療法士としての視点でも改めて考えるようになりました。

今日は、わが家の経験を踏まえつつ、
あくまでも “ひとつの考え方” として
「夜眠れない子どもと感覚」のお話をまとめます。

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“感覚”ってなに?

私たちの体は、常にいろんな情報をキャッチしています。

  • 布団の肌ざわり(触覚)
  • 体の位置や力の入り具合(固有感覚)
  • 体がどんなふうに動いているか(前庭感覚)
  • 光や音などの周りの刺激(視覚・聴覚)

これらすべてが“感覚”です。

私たちは、この「体に入ってくる感覚」を無意識に脳で整理しながら、
落ち着いたり、リラックスしたり、眠るための土台を整えています。

体に入ってくるいろいろな感覚がうまく整理されると、
体や気持ちが落ち着きやすくなり、“眠る準備が整いやすい状態” に入りやすくなります。

その結果として、
自然と眠りにつきやすくなる可能性がある と考えられています。


寝つきが悪い子に多い “感覚の特徴” とは?

もちろん個人差はありますが、感覚の視点から見ると、寝つきが悪い場合には以下のような傾向があります。

  1. 布団やパジャマの感触が気になる
    • タグがチクチクする
    • 縫い目や布団の重さ・軽さが気になる
  2. 体が “まだ動きたい” 状態
    • 日中に体を十分に使えていなかった
    • 前庭感覚(揺れ・回転)、固有感覚(力の入れ具合)が満たされていない
  3. 周りの刺激に気が散りやすい
    • 小さな音や部屋の明るさが気になる
    • 脳が“寝るモード”に切り替わりにくい

家でできる簡単「寝る前の感覚ケア」

① 落ち着ける「固有感覚」を使う

固有感覚は、体の位置や力加減を感じる感覚
手足がどこにあるか、どれくらい力を入れればいいかを教えてくれます。
この感覚が満たされると、体が安心してリラックスしやすくなる可能性があります

  • ぎゅ〜っと抱きしめる
  • お布団の上からゆっくり圧をかける
  • 足や手をゆっくり、くるくる回す(リラックスしやすい状態をサポート)
  • 背中を大きくゆっくりなでる

② ゆらゆらを使った「前庭感覚の落ち着き」

寝る直前は速い動きはNG。揺れ方は「ゆっくり・一定」にすると◎。

  • 抱っこで前後・左右にゆっくり揺れる
  • ハンモックのように布団の端を持ってゆっくり揺らす

③ 睡眠環境を“感覚”を意識して整える

  • パジャマのタグや縫い目をチェック
  • 部屋の光は間接照明に
  • 静か過ぎると気が散る子はホワイトノイズ(扇風機や雨音のような一定のザーッという音)
  • 布団の軽め・重めを子どもに選ばせる

日中に「体を満たす遊び」があると夜がラクになる

日中の動きや遊びの“満足度”は、夜の寝つきに影響しやすいです。

  • 公園遊び(ブランコ・すべり台・鉄棒)
  • トランポリン(※夕方は避ける)
  • お手伝い(重いものを運ぶ、押す・引く)
  • 追いかけっこ・全力で走る遊び

体をしっかり動かした日は、寝る前のソワソワが少なくなることがあります。
これは単に体力が消耗したからではなく、子どもが欲しい感覚を十分に満たせた結果と考えられます。


まとめ:寝つきの悪さは「性格」ではなく「感覚の特徴」の可能性も

  • 子どもによって寝つきのタイプは違う
  • 背景には 感覚の特徴 がかかわることがある
  • 家でできる小さな工夫でも落ち着きやすくなる
  • ただし、これはあくまで一つの考え方
    子どもによって合う・合わないがあるので、無理のない範囲で試してください

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