
1歳を迎えてからの2ヶ月間は、運動面や言葉、手先の動きなど、あらゆる面でぐんと成長が見られました。
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運動面
粗大運動
1歳を過ぎた頃、初めてつかまらずに立った姿勢から1歩を踏み出すようになりました。
同じ頃には、床からもつかまらずに自分の力で立ち上がれるようになります。
そこからしばらくは這い這いがメインで、時々2~3歩ほど歩く程度でした。
1歳2ヶ月になる頃には5歩ほど歩けるようになり、少しずつ距離が伸びていきました。
歩き始めの頃は、両腕を曲げて脇を閉め、上半身を固めながらバランスを取っていました。
1歳3ヶ月を迎える頃には腕の動きにも余裕が生まれ、物を持ったり運んだりできるようになりました。
ふらつきながらも、転んでもすぐに立ち上がる姿がたくましく感じられます。
手先の発達(微細運動)
スプーンやフォークに興味を持ち、自分で使って食べようとする姿が見られるようになりました。
少しずつですが、食具を持つ手つきも安定してきています。
また、なぐり描きを楽しむようになり、クレヨンを使って自由に線を描く姿も見られます。
車のおもちゃを床に走らせることもできるようになり、動きのある遊びが増えてきました。
言葉と対人面
1歳1ヶ月の頃には、筆者の口癖である「よしっ」が末っ子の口癖に。
1歳2ヶ月の時には母親のことを「ダーたん」(家族が“母ちゃん”と呼ぶのをまねた言葉)と呼ぶようになりました。
さらにこの時期は、他者が指差した方向を見るなど、共感性の成長とも取れる反応も見られます。
喃語のバリエーションが増え、常に何かを話しているような声が聞こえることも多くなりました。
また、大人に気づいてほしい時には大きな声を出して呼ぶようになり、周囲への関わり方がより積極的になっています。
きょうだいの遊びに混ざることも増え、笑顔のやりとりがたくさん見られるようになりました。
この時期の特徴
・立ち上がりや歩行が安定し、行動範囲が広がる
・スプーンやフォークを使って食べようとする
・なぐり描きやおもちゃ遊びが上手になる
・簡単な言葉をまねる、喃語が活発になる
・大人やきょうだいとの関わりが増える
1歳から1歳2ヶ月は、身体の発達に伴って自発的な行動が増え、言葉や表情を通して気持ちを伝える力が育っていく時期でした。



