
こんにちは!作業療法士であり、1歳の子どもを育てるママのおもちです。
子どもは遊びを通して「運動能力」「感覚」「言葉」「社会性」など、たくさんの力を育てています。
一緒に遊ぶことは、ただ遊びに付き合うだけでなく、発達を支える大切な時間。
今回は作業療法士としての視点と、実際の育児経験から、1歳におすすめしたい遊びを10個ご紹介します!
おすすめの遊び
1. 積み木遊び
具体的な遊び例
- 積んだ積み木を崩す
- 積み木を横に並べていく
- 高く積むことに挑戦する
発達のポイント
- 手先の器用さ
- 空間認知やバランス感覚
- 「できた!」という達成感
2. シール貼り遊び
具体的な遊び例
- 丸シールを自由に貼る
- 貼る、剥がすを繰り返す
- 印などの目標物に貼る
発達のポイント
- 指先の巧緻性(細かい動き)
- 集中力の持続
- 色や形の認識
3. ボール転がし
具体的な遊び例
- 親子で向かい合って転がす
- 大きなボールを追いかける
発達のポイント
- 全身運動(ハイハイ・歩行の促進)
- 目と手の協調性
- コミュニケーションのきっかけ
4. またいでのる車(乗用玩具)
具体的な遊び例
- 室内で足こぎ練習
- またいでいるところを大人が押してあげる(足の巻き込みに注意)
発達のポイント
- 下肢筋力や体幹の強化
- バランス能力の発達
- 自己移動の喜びを体験
5. おままごと遊び
具体的な遊び例
- スプーンで食べさせる真似
- コップで「かんぱい!」
発達のポイント
- ごっこ遊びによる想像力
- 言葉のやり取り
- 社会性の芽生え
6. 絵本の読み聞かせ
具体的な遊び例
- 繰り返しの多い絵本を読む
- 指差しをしながら「これなあに?」と聞く
発達のポイント
- 語彙力の増加
- 注意集中の持続
- 親子の情緒的つながり
7. お絵描き遊び
具体的な遊び例
- 太めのクレヨンでなぐり描き
- 指で絵の具を伸ばす
発達のポイント
- 手首・指の動きの発達
- 創造力の芽生え
- 自己表現の基礎づくり
8. 手拍子や音の出るおもちゃでリズム遊び
具体的な遊び例
- 歌に合わせて太鼓を叩く
- 「トントントントンひげじいさん」「あたま、かた、ひざ、ぽん」
発達のポイント
- 聴覚と運動の連動
- リズム感の基礎
- 模倣力の発達
9. かくれんぼ(物かくれんぼ)
具体的な遊び例
- 布の下におもちゃを隠す
- 「どこかな?」と声をかけながら探す
- 見つけたら「あった!」と言うなどワンパターンの流れを作る
発達のポイント
- 記憶力・探索力の強化
- 予測する力
- 達成感を味わう経験
10. 簡単なパズル遊び
具体的な遊び例
- 動物の形合わせパズル
- 穴にブロックをはめるおもちゃ
発達のポイント
- 問題解決能力
- 形・大きさの認識
- 指先の器用さ
1歳におすすめのおもちゃ

1. 大きめの積み木
にぎりやすいサイズの木製や布製の積み木は、安心して遊べます。
▶︎ 指先の器用さ・空間認知の発達におすすめ。
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2. シールブック
貼ってはがせるタイプのシールブックは、外出時のお助けアイテムにも。
▶︎ 手先の巧緻性や集中力を育てます。
3. 乗用玩具(またいでのる車)
室内でも遊べる足けりタイプは、筋力やバランス感覚を育てます。
▶︎ 公園などの広い場所で遊ぶとさらに楽しめます。
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4. 音の出る楽器おもちゃ(太鼓・鈴・鉄琴など)
リズムに合わせて音を鳴らすことで、聴覚と体の動きが結びつきます。
▶︎ 歌と合わせると親子で盛り上がれます。
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5. はめ込みパズル
動物や形のパズルは、物の名前を覚えるきっかけにも。
▶︎ 認識力や集中力を高めます。
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家にあるものでできる遊びアイデア
- 空き容器でポットン落とし
ペットボトルや空き缶に穴をあけ、ボタンや大きめのキャップを入れて遊ぶ。 - タオルでいないいないばあ
タオルを顔にかけて「いないいない…ばあ!」。単純だけど大喜び。 - 段ボールトンネル
大きな段ボールを開いてトンネルにすると、ハイハイやくぐる遊びに大活躍。 - お鍋と木べらでドラム遊び
キッチン用品を使ったリズム遊びはコスパ最強。 - 布団を重ねて滑り台
布団を畳んだ上に更に滑り台のように布団を敷き、登ったり滑ったりを楽しむ。
まとめ
1歳の遊びは「ただ楽しい時間」ではなく、運動・感覚・言葉・社会性など、将来につながる力を育てる大切な経験です。
ですが、すべての遊びを完璧に取り入れる必要はありません。大事なのは、親子で「楽しいね」「できたね」と気持ちを共有すること。
そのやり取りこそが、子どもの安心感と自信につながり、発達をより豊かに後押しします。
毎日のちょっとした時間に、できる範囲で取り入れてみてくださいね。